
| 1977年『アニー・ホール』にてアカデミー賞4部門を受賞、巨匠の域に達してもなお 年に一本のペースで映画を作りつづける監督、ウディ・アレン氏の日本での最新作。 細かい説明は公式サイトを見ていただくとして、ひとことでいえばダメ男の悲しい 恋物語。ギターの腕は超一流、だけど金遣いは荒い、女グセは悪い、盗みグセがある、 そんな男がある女性に出会い、少しだけ変化が訪れる。いくつかの紆余曲折を経て、 物語はほろ苦く終わりを告げる。 役者たちの演技も見事。特に鍵となる女性、ハッティを演じるサマンサ・モートンの 演技が見事。口がきけないという設定のため、すべての演技は表情としぐさでしか行え ない。だが、その存在感はすばらしいものだった。 彼女は劇中では常にといっていいほど何かを食べ、口をもぐもぐしている。僕は、今まで ものを食べるシーンというのに抵抗があったのだが、彼女の食べるシーンはとにかく可愛い。 それは猫や犬がえさを食べるのに近い感覚があった。食事にある生々しい雰囲気を排除し、 可愛らしさだけを見せているのはスタッフの腕なのだろうか。 海外評 2000年アカデミー賞 主演男優賞/助演女優賞ノミネート ゴールデン・グローブ賞 主演男優賞/助演女優賞ノミネート シカゴ映画批評家協会賞 助演女優賞ノミネート ゴールデン・サテライト賞 主演男優賞/助演女優賞ノミネート トロント国際映画祭 特別招待作品 ★『ギター弾きの恋』公式サイトはこちら |